【カレンダー 2025の人気アイテム】 サピエンス全史 上下2巻セット　 文明の構造と人類の幸福

人類(サピエンス)とは何者か？文明とは何か？
人類誕生までさかのぼる壮大なスケールで、人類のこれまでの歩み、作り上げてきた社会システム、文化、を紐解いていきます。

単なる歴史書ではなく、生物学、哲学、宗教学などあらゆる分野を巻き込み展開、多面的で客観的な筆者の分析はわかりやすく納得感が強いです。

一方で宗教や人種、イデオロギーなどのタブーにズバズバ切り込む面からも、本書が大ベストセラーになった理由が頷けます。


大きな3つの革命、
認知革命(7万年前)、
農業革命(1.2万年前)、
科学革命(500年前)、
を主軸として話は進んでいきます。

歴史書のような事実の羅列ではなく、有機的に各章がつながっていき、一つの物語のような風合いのある本です。



※以下抜粋


○今から135億年前、ビッグバンにより、物質、空間、エネルギーが生まれた、根幹をなすこれらを対象にする学問を物理学という。

そこから30万年ほど経ち、物質やエネルギーが融合し複雑な構造体である原子を生み、やがて原子が融合し分子が生まれる、この原子や分子などの相互作用の物語を化学という。

38億年前、分子はさらに複雑な有機体＝生物を生む、この有機体の物語を生物学という

およそ7万年前、ヒトという種がさらに複雑で精巧な構造体＝文化を形成しはじめた。人間文化のその後の発展を歴史という。

人類は歴史が始まるよりはるか以前から存在、そのころはとるに足らない存在だった。認知革命、産業革命、科学革命が人類を今の地位へと押し上げる。


○認知革命が歴史を生み出した。

認知革命により人類は虚構を信じることができるようになり、ゲノムを迂回する行動をとることができるようになった(生殖を放棄するローマ教皇、宦官など)。

その認知の差がサピエンスと他の人種の決定的な差を生み出した。それは技能や身体的能力ではなく、
他人と繋がることができる能力＝虚構(神話など)を信じることができる能力、こそが集団行動を可能にし、協力協調を可能にした
(交易もサピエンスのみが行っていた←信頼が必要)


定価: ￥ 1900／1冊　×2＝￥3800

#ユヴァル・ノア・ハラリ #本 #歴史／世界史　#ベストセラー

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